荒野の出来事

　７月２日。合流したジョンと真砂子は声を失った。それはそのはず！渋谷が霊に憑かれて金縛りをかけられているんだから！真砂子は霊の正体が分からないといっている。真砂子のつらそうな表情を見て、麻衣は複雑ながらも再び霊の正体探りに復帰することに。


　昨夜とった映像には白い雪のような光が、それ以外は気温が５℃下がっていること意外特に変化はない。麻衣はその光景を見て夢の内容を思い出し、現実に夢に出た祠を彰文に確認する。やはり麻衣の見た夢は間違いないようだ。
　彰文の案内で祠のある崖の対岸から回ることに。そこには５つのこぶのような石とその先の海に男瘤と女瘤(漢字不明)が祭られていた。その岩は飛び降りた男女の伝承に基づいているらしく、その伝承の内容は麻衣の見た最初の夢の内容と酷似していた。

　近くにはやはり麻衣の夢にでてきた神社があった。
　そこで滝川が昔神社の掃除をしていた話をしているときにふと麻衣が綾子に同じ事を聞くと、なんと綾子の実家は医者で、しかも家政婦に身の回りの世話をしてもらっていたらしい！
　そしてそこには三つの石があって岬のとあわせて三六塚というらしい。だが岬には５つしかない。何か事件と関係あるのでしょうか？
　また真砂子の証言からもこのあたりが魂の吹き荒れてくる場所だという夢も確実となった。
　


　吉見家の崖の反対側から造られた階段が伸びており、それにより海岸の下の祠に降りることに。そこには海から流れてきた仏像に似た流木を祭っていた。


　麻衣は今までの情報を整理し、今まで知らなかったことが夢に出てきたことがやはり事件と関係あるのではと考えた。
　風呂から上がり部屋に戻ろうとすると、彰文があわてて人を呼んでいた。そしてそこに栄次郎が両手首から血を流して倒れていた！急いで応急処置をする、そこへ様子のおかしい二人の子供がきて「栄次郎が死んだ？」と聞いてきた。しかも彼が無事だと聞くと残念そうに去っていった。
　栄次郎は通夜の翌日から「家族を殺せ」という夢にうなされていた。そしてそうなる前に自殺を自殺を計ったのであった！

　これによりこの家についている霊が１つではないことが分かった。他の家族が憑かれる可能性を考え綾子がメンバーと家族分の護符を作ることに。だが彰文さん以外の人たちは護符を嫌がった。
　嫌がる子供達になんとか護符を渡そうとする麻衣。そして麻衣は１つの可能性に気づきカマをかけることに。
　麻衣「おじさんが死んだの知ってる？」
　子供達「本当？やったー」
　どう考えても子供のセリフとは思えない。
　麻衣「それと彰文さんもね」
　子供達「彰兄さんも？車に乗った？」
　麻衣の読みどおり子供達は強い恨みを持った霊に憑かれていた！そしてその霊は子供を崖から落とそうとする。前回滝川に「人に法力を向けてはならない」と言われていたが子供を助けるために法力を放つことに。
　


　子供達は背中に傷を負ったものの霊を追い払うことに成功。
　そしてさっきの霊の言うとおり車のブレーキオイルが抜かれていた。だがこのことがきっかけに霊のメンバーに対する攻撃は激化することとなった！そしてついに・・・。


　

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