荒野の出来事

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　なるほど。
　まあ全話を考えて、放送回数が足りないときに、何を一番最初に切るかと言われたら、この話でしょうね。
　ただこの話ニヤニヤ度がたまらないｗ


　－感想－

　わ、わっちをからかうでない！

　林檎を焼くなど聞いたこともない

　・・・どうやら本当に知らないらしい。
　アップルパイうまいよね！好物の１つです。

　さてそんな話をしながら、用事もあるので気分転換に出かけることに。
　


　さてその格好から、修道女のように見えてしまうホロ。
　それだと耳が隠れたり色々と便利だが不利なことがある。特にこれから向かう町は修道女の格好だと問題が多い。

　なので服を買いに行くことに。
　だが店に大きな金を持っていくと色々と大変なので、不本意ながら例の男のところへ。
　その男は相変わらずホロにべったりでしたが・・・ｗ

　
　さて、両替も終り服屋へ。
　するとロレンスはどうでもいい毛布と上着を２セット買うと言い出した。その服はホロの鼻にはキツイもので、ホロはとても着る気にはなれない。だがその買い物には違う意図があった・・・。

　ロレンスはミローネ商会との関係性を店主に話し、ホロのために服を店主に選んでもらう。
　最初選んだのは貴族物のかたい服だったが、ロレンスが他の上物に気がつく。
　その服も貴族から買い取ったもので本来ならトレニー銀貨10枚のところを9枚にまけてくれた。
　ロレンスは少し悩む。するとホロの美しさに免じてと8枚にまけてくれる。だが今度は

　ホロ「そんなカワイイわっちがこれらを身にまとった姿を披露するということで7枚ではいかがかや？」

　またこの人はｗ
　しかし服を身にまとった姿に店主も大満足のご様子！


　さてどうやらこの商談にはそれなりに意味があったらしい。
　ロレンス「この服の束は銀貨2枚分。例えばこれを店で売って半値で売れたとしよう。銀貨一枚分の損だ」
　ホロ「うん・・・」
　ロレンス「しかし、ここで考えを別なところに向ける」
　ホロ「別なところ？」
　ロレンス「ああ、お前が着てるローブは誰が見ても高級品だとわかるだろ？」
　ホロ「ローブ？」
　ロレンス「そんなものを着ている奴はあんな店には来ないといっていい！だからあの店主はそんなお前を連れている俺と良い関係になりたいと思っていた。さて、だとしたらお前はどうする？」
　ホロ「印象を良くする為に、安く物を売る」

　ロレンス「そうだ。そこから導かれることは？」
　ホロ「うん？」
　ロレンス「あの店はこいつ(服の束)をそこそこまけてくれた。そしてお前の(高級品)はかなりまけてくれた。銀貨二枚分でこんなボロクズに近い服を買ってくれたからな！しかし、その二つの値段の間には大きな開きがある。そこから導かれることはなんだ？」
　ホロ「差し引きで考えればかなり得ということじゃな？」

　ロレンス「よく出来ました！」
　そんなことか！といわんばかりに差し伸べた手を叩くホロｗ
　まあ要するに向こう側は自分の店の印象を高めるという意味も含めて、こちらと接点を持ちたがってた。ロレンスはそこに付け入り、向こうがこちらにサービスし安いよう誘導したわけですよ！


　ちょっとぼろい店。そんな店でせっかく手に入れた高級な服を売るのは売るのは難しい。
　しかしそこに現れたのは、高級な召し物を着た女性を連れた行商人！
　それを逃さない手は無い。だが買う気がまったく無い人にサービスしても仕方ない。ロレンスの様子をうかがっていた店主に、自分がミローネ商会と縁が深く、よく店に来るかもしれないということを話す。向こうとしてはそれ以上条件のいい客はいない。あとは上に書いたとおり。


　ただ誤算は、ホロの力技の方が勝っていたということ。
　ここまで分かっていて、店主があの様子ならもう少し安く買えたかもですね！




　－感想－
　
　うむ。やはりこの作品は良いですな＾＾

　やっぱりいいですね。作品制作自体も、極力無駄な出費を避けるために声優の数を絞っていましたが、(声優さんの力もありますが)作品の趣向上それが幸いし、ニヤニヤ展開も含めて素晴らしい作品へと進化しましたからね！

　ライトノベルアニメ化作品の中ではシャナに並ぶ良作になったと思います！
　二期があることを期待！　





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