荒野の出来事

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　－あらすじ－

　星刻。君なら天子を自由のみにできるとでも？違うな・・・。

　そう、星刻には難しい。だがゼロなら・・・。
　といっても彼の目的は日本を守ること。そのために天子を利用するだけ！星刻にはそれしか理解できない。

　クーデターを企てようとしていた連中の殆どは黒の騎士団により戦闘不能にされていた。
　外で待っていた藤堂が『斬月』にのり登場。予想以上に行動が早かったスザクと再び剣を交える！約一年ぶりだろうか？

　


　藤堂「フン！まさか斬月の初仕事が花嫁強奪の手伝いとはなあ・・・」
　ゼロ「藤堂、シュナイゼルを」
　藤堂「うむ、わかった」

　だが空中からスラッシュハーケンが

　藤堂「・・・もうきたのか」

　スザク「殿下は渡さない！！」

　スザクは藤堂に任せてゼロは他のものと合流し、飛空挺へと向かう。
　ここでシュナイゼルも撃つ予定だったが、やはりこの男が邪魔をする・・・。


　斬月には紅蓮と同じく、輻射波動に似たバリアシステムが存在し、通常弾や斬撃は一切効かない！
　城を背後に構え、ハドロン砲を封じさせた戦法を取り、

　


　『かげの太刀(漢字不明)』
　剣についてる炎のブーストを使い、返しの太刀を早くする。　
　藤堂はランスロットのフロートを破壊！スザクも負けじと、ユグドラシルドライブのシールドの応用で、シールドを足に展開し蹴りを強化する。

　
　

　
　天子をなだめるのは神楽耶の役目。うまく話を引っ張ってくれる。天子の夢だった『外の世界』へ連れ出せたことも神楽耶にとっては望んでいたことだった。

　

　

　簡単なヘリの追撃は、斬月の対空砲と、紅蓮輻射波動ワイドレンジで一掃できる。
　ルルーシュは何とか撤退に成功。後は蓬莱島にいるはずのインド軍と合流し、戦闘に備える作戦だった・・・。だが


　

　
　間に合うわけが無い！こちらに追い着くにはあと一時間はかかる予定だった。しかし目の前にいるのは敵ナイトメア。星刻はゼロの動きを読んでいたのだ。
　クーデターの無罪を条件に天子救出を承諾した星刻が、貸し与えられたナイトメア『神虎』に乗り出てきたのだ・・・。

　

　神虎の武器は縄標！
　縄標を鞭のように使い、相手を打ち、突き刺し、なぎ払う。電撃も流れているので、それにより敵を破壊することもできる。スラッシュハーケン以上に使い勝手がいいかもしれない。
　そしてその機動性はおそらくランスロット並み？いやもしかしたら・・・。
　だがそれでも実際の40%程度の出力。そうしなければ機体スペックに搭乗者がついていけないのだ。
　
　

　



　ゼロ「なぜこちらと同じ飛翔滑走翼を装備している？」　
　答えは簡単。ラクシャータのチームが作ったからである。
　ラクシャータいわく、紅蓮と同時期に開発された機体で、開発思想が違うため弱点は無い。
　唯一の弱点は乗り手がいなかったこと。
　だが現れてしまった。乗りこなせる天才が・・・。
　
　


　聞こえているか？ゼロ
　ゼロ「！！まさか星刻か？！」
　星刻「ゼロ！ここは通さん！！」

---

　

　


　星刻「さあ、天子様を返してもらおうか？今なら命までは・・・」

　カレン「星刻ーーー！！！」


　星刻「紅蓮可翔式！紅月カレン！！しかしこの神虎ならば・・・」
　我らが特攻隊長！カレンが星刻と対峙する。
　しかしエナジー補給はまだである。斬月もパーツを外したばかりで動けない。大丈夫か？

　


　カレン「やるねえ。でも私は黒の騎士団のエース！」
　星刻「見せてみろ神虎！お前の力を」


　カレン「喰らいな！！」

　星刻「受けてみよ！！」

　


　現時点での戦力はほぼ互角！

　遠距離戦は無意味。
　縄標で捕まえた神虎だが、電撃は輻射波動で抑えられた。勝負は接近戦。
　カレン「これであなたは逃げられなくなった。

　


　さあ、直に叩き込むよ！！！」
　

　接近戦ならば！とやる気満々のカレン
　星刻「そうか、ならば仕方ない。殺すのもやむなしだ・・・。」
　星刻も引く気は無いようだ。

　だが紅蓮がついにエナジー切れに・・・。
　縄標で縛られた紅蓮。さらに中華連邦からの援軍が間に合ってしまう。
　打ち合い必須のこの状況で、脱出もできないままカレンは紅蓮ごと捕らえられてしまった。




　カレンが捕まった。
　中華連邦軍にか？
　捕虜になる？そ、そんな・・・

　ゼロ「カレン！無線はまだ生きているか？」
　カレン「す、すみません！失態を・・・」

　ゼロ「そんなことはいい！！」


　C.C.「！！」
　カレン「！！」

　ゼロ「あきらめるな。必ず助けてやる！いいな？下手に動くな」
　

　カレン「あ、はい！！」

　分かっています。諦めません！これで　　　　　。


　ついに通信も切れた。
　状況は不利。しかもディートハルトが状況から見て撤退を指示。カレンは見捨てろという。確かに合衆国日本を背負うものとして、一人の命より、大勢の命をとるべきだ。
　ディートハルト「ゼロ、ご決断を！紅月隊長には先ほどおかけになった言葉で十分です！これ以上は弊害、贔屓と取られ組織が崩れます」
　ゼロ「・・・しかし」
　ディートハルト「情けと判断は別けるべきでは？大望を成すためには時に犠牲も必要です」
　言うじゃないかディートハルト。
　だがルルーシュは決めた。




　


　決着をつける！全軍反転！！
　

　ディートハルト「なぜです？組織のためにも・・・」
　ゼロ「インド軍が裏切っている可能性もある」
　ディートハルト「それは・・・」

　ゼロ「千葉と朝比奈に格翼の陣を敷かせろ！

　星刻に教えてやる。戦略と戦術の違いを！！」


　いいわけ考えてたのかｗ
　けど素晴らしすぎるルルーシュ！





　－感想－

　すばらしい星刻。まさに戦鬼！しかし・・・。

　ここまでとは・・・。いくら地の利があるとはいえ読み合いでゼロに勝つとは。
　最高の技術と頭脳を持ち合わせた戦士！ただし彼には時間が無い。

　今回は戦闘がメインだったにもかかわらず、キャラの繊細な感情描写が目立ちましたね！
　それとアーニャはルルーシュに興味があるようでｗ 味方になってくれないかな・・・。

　

　それにしても

　


　学園にいたあいつは誰だよｗ
　どちらかは本物のルルーシュですけど、どちらかはカモフラージュ用の人間のはず。まあ中華連邦の方が本物だと思いますが・・・。気になるのは中華連邦のルルーシュ描写が顔半分伏せられているということ。


　

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