荒野の出来事

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　－冒頭－
　学園ではミレイの安否を気遣う動きが・・・。
　だがシュナイゼル陣営にいるのでまず大丈夫と言う連絡が入る。
　ところでここにいるルルーシュですが

　


　まさか咲夜子が変装していたとは・・・ｗ

　しかしいくらうまく演じているとはいえ、彼女は女性である。
　本来ルルーシュが気が付かないところも気が付いてしまい、要らぬ世話を焼いてしまう。(しかもそのことはシャーリーにはバレバレｗ)



　－あらすじ－

　天子よ、貴方の未来はあなた自身のものだ・・・。

　カレンは捕まり完全に捕虜となった。コクピットから降ろされ完全に拘束される。
　一応スザクが捕まえたようなので下手のかとはしないだろうが・・・。

　それより今は戦況がキツイ。シュナイゼル陣営とラウンズが中華連邦に加勢してますからね。
　だが戦力以前に、天子がいるこちらに集中砲火と空中砲撃！

　どうやら大宦官は天子ごと黒の騎士団を潰すらしい・・・。
　
　
　

　星刻は天子を守るために立ち上がるが
　ついにスクライド的展開？に
　ジノ「君かい？クーデターの首謀者は」
　星刻「ブリタニアはどけ！これは我が国の問題だ」
　ジノ「でも国際的には、あっちが国の代表だからさ・・・」
　星刻「グッ！」
　


　大きいスラッシュハーケンを器用に使いこなし、空戦と飛行型とで起用に翻弄する。
　空中での一対一ではジノの方にやや分があるようだ。

　ジノ「それに、君が紅蓮を捕まえたんだって？借りがあったんだよこっちには！あのナイトメアとパイロットに」
　星刻「ブリタニアはどけ！これは我が国の問題だ」

　
　藤堂達もわずかな空戦戦力で向かう。
　どうやらC.C.も暁に乗って出撃するらしい・・・。

　ゼロ「C.C.不利になったら脱出しろ！」
　C.C.「その前に手を打っておけ」

　どうやらランスロットと次世代ナイトメア量産機も投入してきたらしい。
　アーニャは中華連邦のクーデター組を始末する予定だ。
　中華連邦のナイトメアの特徴上、モルドレットにはまず勝てない。


　ゼロは指揮官として大宦官に降伏の連絡を入れるが・・・
　大宦官「ほう、直々に敗北を認めるのかね？しかし、もう遅いわ」
　ゼロ「どうしても攻撃をやめないつもりか？！このままでは天子も死ぬ」
　焦っているゼロ。しかしこの焦りは別の理由だった※
　
　大宦官「天子などただのシステム。代わりなど幾らでもいる。取引材料でもない」
　ゼロ「貢物としてブリタニアの爵位以上のものを用意しろと？」
　大宦官「ほほ！耳ざといことを。安い見返りだったよ、実に」
　ゼロ「領土の割譲と不平等条約の締結がか！？」
　大宦官「我々には関係ない。そうブリタニアの貴族である我々には」
　ゼロ「残された人民はどうなる？！！」
　
　大宦官「ゼロ。君は道を歩くとき蟻を踏まない様に気をつけて歩くのか？尻を拭いた紙は捨てるだろう？それと同じだよ」
　(どうでもいいが一番小さい奴はいつも表現が下品ですね)
　ゼロ「国を売り、主を捨て、民を裏切り、その果てに何を掴むつもりか？！」
　大宦官「驚きだな。ゼロがこんな理想主義者だったとは・・・。主や民など幾らでも沸いてくる。虫の様にな！うほほほほほ」
　

　腐ってやがる！
　だが吐いたつばは飲み込めないんだぜ大宦官！



　砲撃と落盤により輻射障壁機関が部分的に停止。
　本当にこのままでは・・・。

　そこへ天子が。
　天子「もうやめて！！」

　ゼロ「腐っている。何が貴族か！？ノーブルオブリゲーションも知らぬ官僚が！」

　天子「やめて。もうやめて！こんな戦い！」

　彼女は何も知らない。
　けど彼女にも分かっているものがある。
　嫉み合い・出世欲により消えていく罪無き兵の命と憎悪の渦。

　星刻「天子様？ッ翼が！」
　ジノ「・・・余所見なんかするから」


　天子が甲板にいるのを発見したのは星刻だけではない。
　大宦官により砲撃が始まる。

　星刻「・・・もってくれ神虎！

　私の命をくれてやる！！」

　


　星刻はなんとか縄標により弾を防御するが、敵砲撃の数が多すぎる・・・。
　星刻「お逃げください天子様」
　天子「え？！星刻？」
　どんなにスペックが高くても耐え切れない。
　星刻「せっかく外に出られたのに、あなたはまだ何も見ていない！ここは私が防ぎますから・・・」

　

　天子「・・・でもあなたがいなきゃ。星刻！私は、あなたの、あなたの・・・」
　星刻「勿体無きお言葉」
　

　クーデター組のナイトメアは殆ど壊滅。
　黒の騎士団も限界に近い。


　星刻「私には救えないのか？守れないのか？あれから６年。すべては貴方の為に準備してきたと言うのに」

　「誰か！誰でもいい、彼女を救ってくれ！！」

　

　わかった！聞き届けよう。その願い！

　！？


　大爆発。だがその前に現れたのは蜃気楼。
　そう、まさかのゼロである！？

　お前がかよ？と思っていた人は多いかと思われます。
　しかし彼はギアス至上初めて見事なまでの戦いっぷりを見せることに

　


　ゼロ「中華連邦並びにブリタニアの諸君に問う。まだこの私と、ゼロと戦うつもりだろうか？」
　スザク「ゼロ？自ら最前線へ？」
　星刻「ゼロ」
　天子「どうして」

　大宦官「何をしてる。一斉射でしとめよ！」
　ゼロ「なるほど！それが大宦官としての答えか？」

　

　

　


　蜃気楼にはガウェインのドルイドシステムを応用したものが使われており、キーボード操作により精密な機能操作が可能になった。
　蜃気楼の絶対障領域は最大の防御力を誇り、胸から出す水晶のようなものを発射し、それに光線を当てることにより反射拡散し、広域に大ダメージを与えることができる。機体の能力から本来なら単身突入の方が向いてると思うが、これはあくまでゼロと旗艦を守る手段でしかない。


　ゼロ「哀れだな星刻。同国人に裏切られ、たった一人の女も救えないとは・・・。だがこれで分かったはず、お前が組むべき相手は私しかいないと。」
　星刻「だからといって部下になる気は無い！」
　ゼロ「当たり前だろ。君は国を率いる器だ！」
　星刻「！」
　ゼロ「救わねばならない。天子も貴公も、弱者と中華連邦の人民すべてを！」
　星刻「そのナイトメアでこの戦局を変えられると思っているのか？」
　ゼロ「いいや。戦局を左右するのは『戦術』ではない。『戦略』だよ」
　

　同じ頃、中華連邦軍に入電が。
　なんと中華連邦各地で暴動が発生！首都だけではなく各地でだという。あまりにもタイミングが良すぎる。まさか・・・そう

　ゼロが大宦官との通信を世界に流したのだ！！

　
　すでにディートハルトと用意していた作戦を使い大宦官が裏切ることを見越しての、かなり高度な作戦だった。しかしそれだけでは作戦成功の確率はそこまで高くなかった。ここで重要なのが星刻。
　そう、彼らのクーデターが最大のネックだった。
　ルルーシュはそこまで見越して今回の情報戦を発動させた。一種の賭けだったかもしれない。
　そしてこれ自体には、『民衆を味方につける』という意図以外にもう１つ意味があった。


　シュナイゼルはなんと撤退を決めた。
　シュナイゼルは分かっていた。大宦官はこれにより民衆の支持を失った。そんな連中を抱え込んでも統治がうまくいくわけが無い。取引する価値も無いのだ・・・。

　国とは、土地でも文化でもない。心なのだ！
　そう考えるのはシュナイゼルもルルーシュも一緒だった・・・。
　そしてルルーシュはシュナイゼルがそう動くことを予想していた。ただし

　皇帝ならどうしただろうか？

　もしかしたらシュナイゼルもルルーシュもそれぞれ戦っている相手は同じ人間なのかもしれない。
　シュナイゼルの撤退によりあっさり戦況は逆転！
　もともと星刻以外に中華連邦には優秀な前線指揮官はいなかった。

　カリスマ指導者もいない傀儡軍団などすぐに瓦解しよう。
　大宦官は散々利用した星刻を前にいまだに命乞い。彼らの最後は星刻の一太刀によりあっけなく終わった。





　－感想－

　ルルーシュがかっこいいのにギャグ面でも大活躍ｗ

　『力の源は心にある』ですか。うまいこと言いましたが、まあC.C.が邪魔しなければそっちに意見が傾かなかったと思いますが・・・ｗ まあこれもある意味シャーリーの力なんでしょうかね？

　戦い自体は殆ど半分で終わってしまいましたね。
　ただギアス関係の伏線や終り方、次回の内容などが気になって仕方ない。
　それにしてもやはりアーニャは何か関係してそうですね。
　それもギアス的なものも含めて・・・。
　
　

　

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