荒野の出来事

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　－冒頭－

　ルルーシュも大慌て。咲夜子は特に気にすることじゃないといったが、
　
　シャーリーとのキスしたという事実！

　シャーリーにはもうギアスは使えません。
　咲世子「ルルーシュ様のキャラなら問題ないかと・・・」
　ルルーシュ「ちがう、間違ってるぞ・・・」
　だが問題は他にもあった・・・。

　咲世子はルルーシュの人間関係を円滑にするために、女性からの誘いを全て承諾し、24時間デート漬けというルルーシュには絶対ありえない状況。睡眠を三時間としても受けた相手は108人！どっかのテニスじゃないんだからｗ
　日本を独立させる前にこちらの問題を解決しなければ・・・。

　シャーリーはルルーシュの奇行にビックリ
　キスされて、自分だけのものになったと勘違いしたシャーリー。ですが入浴場でルルーシュがいろんな人とデートの約束をしていることを聴きつけ・・・。

　





　－あらすじ－
　不満そうなロロ。
　まあそれもルルーシュのことを思っているからこそ。
　デートのハードスケジュールにくわえて、蜃気楼での中華連邦への往復！
　寝る時間は殆ど無い状態でまたデート。
　
　

　逃げようとしてもアーニャは写真の中身が今ここにいるルルーシュと同一人物なのか興味津々。ジノはリヴァルから賭けチェスの話を聞きルルーシュに引っ付く。その騒ぎにさらに女性陣がよってくる。

　「・・・もう、勘弁してください！！」

　って言ってもルルーシュが取り付けたデートなわけで。
　言い訳なんかまず不可能。

　ロロ「咲世子の奴、体力のない兄さんにこんなハードスケジュールを・・・。それもデートばっかり！これじゃあ人格破綻者だよ」

　誰かがルルーシュを突き飛ばす。
　ルルーシュ「ぬあ！・・・誰だ？突き飛ばさなくたって」
　！　シャーリー！？
　シャーリー｢今度はどなたとお約束かしら？｣
　ルルーシュ「いや、それは・・・」
　シャーリー｢賭け事だけじゃなく女遊びまで、こんな情けない｣
　ルルーシュ「待ってくれ！だから・・・」
　あ！そうだこれ。

　取り出したのはシャーリーの為に買ってきた服。
　一応前回のことのお詫びとしてもってきたのだが、それはダメでしょう。
　ルルーシュ「きちんと話せなかったから・・・お詫びというか」
　シャーリー｢お詫び？！あのことを物で片付けようっていうの？｣

　

　ルルーシュ「誤解だ！俺はただ謝りたくて」
　シャーリー｢謝る？！｣

　いけない。何か間違えたらしいがどうすれば・・・。こんなときC.C.がいてくれれば
　そうやって何事にも答えを導き出そうとするから・・・。
　しかしそこに天の助けが！

　ルーック！！
　
　助かったよミレイ会長！だがこのタイミング。何か嫌な予感がする・・・。
　会長はついに卒業することを決めた。
　そして卒業イベントとして

　

　『キューピットの日』

　を決める。
　ルールは簡単。男子は青い帽子。女子は桃色の帽子を被り、相手に帽子をかぶせ自分が相手のを被れば会長権限でカップルとして成立してしまうという。




　・・・見つけたぞ、ギアスの尻尾。
　日の当たるところに引きずり出し、ユフィの汚名をすすいでやる！

　

　一方、ギアス嚮団に現れたのは、なんとコーネリアだった！
　彼女はルルーシュ＝ゼロという記憶は無いが、スザクから聴いていたギアスという存在について調べていくうちにここにたどり着いたのだ・・・。

　地下には大慌てしているバトレーとスタッフ。
　そこに現れたコーネリアに助けを求める・・・。
　そしてこのままでは世界が滅びる可能性があることを告げる！


　そんな事実に直面しているとは知らず、それでもコーネリアの帰還を待ち望んでいるギルフォード。
　しつこくスザクをイベントに誘うジノ。だがスザクはイベントの日は会議で行けないのだ。他のラウンズはともかく、スザクの今の役職は総督補佐になっているので。そこにギルフォードが意外なアドバイスを。

　ギル「後で電話くらいしてあげてもいいだろう？」
　スザク「え？」
　ギル「今という時間がいつまでも続くとは限らない。」
　スザク「･･･意外ですね。そういうことを言われるとは思いませんでした！」
　ギル「社会的立場は変わったが、君はもともとユーフェミア様の騎士だ！コーネリア様の騎士である先輩としての助言のつもりだったのだが」
　
　もっといえば、おそらく自分と似た境遇にある彼に、自分と同じ悲しみを背負ってほしくないのだろう。
　信じているとはいえ、どちらも今は守るべき主君がいない。
　だが今後どうなるかはわからない！ギルフォードなりの気遣いだったのだろう・・・。

　その会議に出てきた最初の話題は『紅蓮可翔式』。
　カレンは今のところ無事だが、今後どうなるかは疑問だ。しかしカレンに最初に接触してきたのはナナリー！これでしばらく彼女は大丈夫だろう・・・。



　そしてついにそのカオスなイベントの日になる。
　イベントにはジノも参加。当然多少はそちらの方にも人数は振り分けられるわけだが、この前の件もあるためルルーシュ狙いはあからさまに増えている・・・。しかも追い討ちに

　「三年B組ルルーシュ・ランペルージの帽子を私のところに持ってきた部は

　部費を十倍にします！！」

　ミレイはどうやら卒業する前にルルーシュへの思いにけりをつけるつもりなのですね。
　まあ他にも目的があったわけですが・・・。


　これにより部活動まで敵に回したルルーシュの大逃亡劇がはじまる
　っと思いきや

　


　いきなりギアスによるロロの支援。
　ロロはギアスを最大展開し、範囲を学校全体に拡大！というかそんなことできるのか。
　ルルーシュをつれて一時退却！
　

　ルルーシュ「悪いな、ロロ！」
　ロロ「ううん、大丈夫」



　さて後はルルーシュが咲世子と代わってやり過ごすだけだ。
　のはずなのに油断して、
　

　ミーア「やったー！これでルルーシュ君と恋人同士だー！」
　ルルーシュ「・・・ああ。ミーア君？」
　ミーア「なんだい？マイハニー」
　ルルーシュ「返してくれないか？その帽子を」
　と、ギアスをかけて取り返す。

　ひでえｗ
　あんなに喜んでたのに、というかとられた場所次第ではアウトだったね・・・。
　ギアスが効いてるうちに咲世子と交代。

　


　交代した咲世子はすぐにミレイの包囲網に見つかり、すぐにラグビー部に囲まれる。
　本来のルルーシュならこれで負けだろう。だが、

　


　忍者の体術で、うまく掻い潜り脱出。ただし

　「シュ、とう。さらば！！」

　掛け声ーｗ
　その掛け声に


　


　はあ？？

　↑ｗ
　ルルーシュ「咲世子。変な掛け声はやめろ！俺の人格が疑われる」
　「申し訳ありません。思わず・・・」


　その後も咲世子の掛け声は直らず、そのまま目立つくらいの身体能力で包囲網を掻い潜っていく。
　その動きはロロの支援すら必要としない。けど思いっきり不自然ですよ・・・。

　「どう考えてもやりすぎだが、咲世子は天然だから指示を出しても無駄か・・・

　しかたない。明日から体育の授業はあいつに」


　仕方ないってｗ
　結局その他の部活も通用せず。このまま逃げ切るかに思われた。
　ところが、会長以上にとんでもない奴がいた。


　なんとアーニャはナイトメアで探し始めた！
　リヴァル「そんなの有りかよ～orz」
　アーニャ「有り！」
　


　無しですｗ

　しかも
　スザク「モルドレットが出撃した？」
　ギル「黒の騎士団か？」
　政庁から警察にナイトポリス出動要請ｗ
　さらにランスロットとヴィンセントギルフォード機まで出撃する始末！勘弁してくださいｗ　


　
　「くっ！迂闊だったな

　アーニャまで一般常識に欠けていたとは」

　そしてルルーシュは作戦を最終局面にもってくる。
　おそらく当初の予定通りヴィレッタに帽子を取らせるのだろう。だが図書室には、ルルーシュの様子がおかしいことに気がついたシャーリーが！？

　エレベータを昇ってくるルルーシュ。
　熱源のどちらかがルルーシュだと判断したアーニャ。

　

　アーニャはシャーリーの熱源の方を掴みに！
　ギリギリで到着したルルーシュがシャーリーを庇い二人で階段から下に転倒。
　そういえばルルーシュはシャーリーが絡むと身体能力が一時的に上昇しているような・・・。
　ヴィレッタ「ナイトオブシックス様、ここは軌条の作戦区域であります。速やかにナイトメアをお引きください！」
　アーニャ「・・・ダメ？」
　ヴィレッタ「う・・・ダメです！」
　アーニャ「・・・ダメ」

　


　そしてこれからはニヤニヤ展開。
　シャーリー「ねえルル？」
　ルルーシュ「ん？」
　シャーリー「どうして私にキスをしたの？」
　ルルーシュ「それは！・・・好きだから」
　シャーリー「嘘？本気じゃないくせに」
　ルルーシュ「違う！！」
　シャーリー「！？」
　ルルーシュ「いや、俺はその・・・どうしてだろう」

　シャーリー「ねえ、キスの先もしたい？」
　ルルーシュ「う」
　シャーリー「いいよ！嘘のキスでも私・・・」
　ルルーシュ「ダメだ、そんなの」

　シャーリー「ルルにもどった」
　ルルーシュ「え？」
　シャーリー「最近のルル、らしくなかったから」
　ルルーシュ「ああ」


　シャーリー「いいよ、許してあげる。その代わり目をつぶって・・・早く」
　ルルーシュ「あ、ああ！」

　

　けどシャーリーは頬っぺたをつねるだけ！
　ルルーシュ「！？」
　シャーリー「キスされると思ったんでしょ？」
　

　

　ルルーシュ「あ、ああ、その・・・可能性の問題として」
　シャーリー「ルルのエッチ」
　ルルーシュ「いや、だから」

　


　「でも、いつか本当に好きにさせてみせるから！」
　
　シャーリー「言ったでしょ？恋はパワーだって」
　シャーリーはルルーシュと帽子を被りかえる。
　と同時くらいに終りの鐘がなる・・・。この二人いいなあ＾＾
　結局この二人かあ、という意見が多かった。周りからはバレバレだったんですねｗ


　ミレイ「勝負有りか」
　咲世子「でも少しは本気だったのでは？」
　

　ミレイ「え？」
　聞き覚えのある声。しかし振り向いたらもう誰もいなかった・・・。
　ミレイの本当の気持ちに気がついている人なんて咲世子くらいだったんでしょうね。
　ほんのちょっと、ね



　ギル「なんだったんだ、この騒ぎは？」
　スザク「すみません！生徒会長の卒業イベントだったようです」

　これでようやく当初の目的を果たしたミレイ。
　もともとこの企画はシャーリーとルルーシュの関係を後押しするために考案したものだった。
　そしてミレイは無事卒業することが決まった！


　


　その後ほどなくしてミレイはお天気予報お姉さんになった！
　そしてここからが驚きでした。ミレイはコネを一切使わず、学校にいながら資格を取り、入社する場所までしっかり決めていたのだ。ミレイは最初から学校に・家に留まるつもりはなかったのだ！
　彼女は中途半端に落ち着くのが嫌だった。
　自分の意志を貫くために婚約まで解消。
　そして今回のイベントが仕上げだったというわけだ・・・。


　すべては、自分の中途半端さを指摘してくれた友達に追い着くために
　ミレイ「見ててニーナ。私は私で向き合って見せるから！」



　さて本来ならここでめでたしめでたしで終りなのですが

　このアニメはコードギアス！
　こんな形で終わるわけが無い・・・。

　





　－感想－

　天然エージェント咲世子大爆発！！

　本当に凄い話でしたｗいろいろと・・・。
　咲世子だけならどんなにいいかｗ ルルーシュを狙っているのはシャーリーだけじゃなく、アーニャや会長まで。

　面白かったですね今回も！
　さて話自体も進んでないわけではなく、コーネリアはついにバトレーと共に世界の危機とギアスの真相の断片にたどり着く。
　オレンジの頂上も含めて、今回はまさに転換期といえるのではないでしょうか？
　オレンジの能力は皇帝すらも凌駕するのでは？
　

　それにしても最後にまた凄いのもって来ましたね。
　シャーリーとルルーシュの話もこの展開を面白くするための材料だったわけですからね・・・。

　

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