荒野の出来事

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　－設定－
　話は現代、それでも形を変えながら世の影のなかで生きてきた忍び！そこには昔より存在する忍の世界「隠の世」があった。隠の世が生んだ最大の秘術「森羅万象」を体内に刻まれた少年と、それを手に入れんとする者たち、そして彼を守らんとする忍達の戦いを描く！



　－あらすじ－
　壬晴が灰狼衆に入ったということは雲平の耳にも入る。
　だか(宵風も含めて)彼らは自分達のところに必ず戻ってくると英は雲平を励ます。
　彼らも当然甲賀からの誘いがあったので4人で向かうことになった・・・。


　雷光が車を壊してしまったせいで動けなくなっていたところに、甲賀からの使者として『黒岡野しじま』という女性が現れて、壬晴たちを導く。どうも彼女に見覚えがあるらしい壬晴だが、誰に似ているのかが思い出せなかった・・・。

　さて甲賀メンツが集う学園にたどり着いた壬晴達だが、学園の忍者生徒達はどうやら一筋縄ではいきそうに無い目つきをしている。
　どうやら我々を信用していないというのもあるが、彼らは彼らで内部事情が複雑のようだ・・・。
　首領である学園長は病気で死ぬ寸前。そしてその首領の座を狙って学園側と教師側で内部争いが若干あるようだ。


　さてそんなところに萬天の里のメンツが現れ、さらに複雑きわまる状況！
　だが最初から甲賀の禁術書を盗むつもりだった灰狼衆にとっては好都合だった・・・。
　萬天の里側は、どうしても壬晴の真意を知りたかった。彼がもし灰狼衆に入ったのが利用するだけだったのなら邪魔できないが、もし心から灰狼衆に入っていったのなら・・・。

　そんな中虹一が『直接聴けばいい』とつげ、その答え次第では殺すこともやむなしであることを萬天の里のメンバーにあらためて確認する・・・。


　だが最初に仕掛けてきたのはなんと甲賀側からだった！

　


　


　


　





　－感想－
　
　三つの里を巻き込んだ三つ巴攻防戦！

　急に女性キャラが増えたのはいいのですが、この作品は男性キャラの方が断然いい味出してるんですよね・・・。

　たった一人の裏切りにより、ついに総力戦になってしまいましたね！
　でもこのすごい展開こそこの作品の醍醐味なのでは？と気づいてしまい、いざこういうことが起きるとたまらないですね＾＾

　さて陰謀渦巻く甲賀編ですが、今後どうなっていくのかが楽しみですね。
　



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