荒野の出来事

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　友人帳の名前を返していると、レイコの記憶が自分にも流れ込んでくる。
　その影響なのか夏目はレイコの遺品を整理し始めた。
　すると買われて使われてない切符を発見する。気になった夏目はその駅へと向かうことに・・・。


　－あらすじ－

　嬉しいものなんだな・・・。

　誰かから、何かを頼まれるって！

　自分を引き取ってくれているおじさんが勉強合宿のついでにある場所に焼いた茶碗をとりに行ってほしいと頼んでくれた。
　人と接することが少なかった夏目にとって『頼られる』ということは、｢新鮮｣で｢嬉しい｣ことだった。
　勉強合宿にはニャンコ先生も同行ｗ


　合宿の合間に茶碗をとりにいく夏目。
　ところがその道中で虐められている子狐を見つける。

　霊力の強い夏目はそこらの妖怪程度だったら素手で殴り倒してしまうｗ
　子狐はその強さにビビッて逃げていってしまうが、その後夏目を隠れてみているうちに

　

　人間は嫌い。・・・だけど

　夏目はよく笑う。けどその笑いには違和感がある。
　夏目は人間が嫌いなんじゃないか？
　夏目はもしかしたらさびしいんじゃないか？

　夏目は自分と同じなんじゃないか？
　もしかしたら自分と一緒に暮らしてくれるんじゃないか？
　そう思った子狐は夏目に隠れてついてくるようになった。といっても夏目にはバレバレ！合宿期間しかいられないのになつかれたら困ると思い、全力で逃走・・・。

　そんな中、雨に見舞われた夏目。仕方なく雨宿り。
　そこに子狐が傘用にはっぱをそっと置いていく。
　夏目は子狐に御礼をいった。


　その日の夕方。再び虐められているところを夏目に助けられ、友人帳を持っていることを確認する子狐は自分の名前を差し出し、子分にして欲しいと言い出す。
　そんな子狐に夏目は
　夏目「こんなもので縛りあいたくない。僕達は親分子分の関係じゃない。だろ？」
　子狐「え・・・」
　夏目「もっと別の繋がりだと、俺は思ってるよ」

　


　夏目が帰ってから、夏目に会いたくなった子狐は、大きい妖怪と取引し、『一日だけ人間になれる薬』を手に入れ会いに行くことに。
　人が大勢いて怖い思いをし、臭いをたどりながら少しづつ夏目の下へ近づいていく・・・。
　ところが、夏目の家には家族がいた。
　楽しそうな会話。そして夏目の笑顔。

　よかった。夏目楽しそうだった・・・。
　寂しくなんかなかった。
　寂しいのは、寂しかったのは僕
　
　走って家から去っていく子狐

　石に躓いて転んでしまった。
　転がっていく帽子。だが、その帽子を取ってくれたのは夏目だった・・・。

　やっぱり、あのときの子狐か。ありがとう！会いに来てくれたんだね

　


　泣いてしまった。
　よっぽど嬉しかったんでしょう。
　そして、よっぽど寂しかったのでしょう。


　ご飯食べたら、一緒に帰ろう！

　道を覚えなくちゃ。今度は僕が会いに行くよ＾＾

　




　－感想－

　いつも週始めは涙もろくなる＾＾；

　イヤーよかったですね＾＾
　泣くと言うよりは、健気で寂しがり屋のの子狐に萌え死ぬ回でしたｗ
　さすがに自分が寂しかったことに気がついて走り去ってくときはウルウル。

　子狐に矢島さんを起用したのは大正解ですよ！
　というか他にいるのかな？あんなはまり役。
　この作品では特に顕著ですが、やはり最近の声優さんのキャラへの演技の入れ込み方は凄いですね＾＾


　－追記－
　来週も感動の予感！
　あの声は桑島さんかな？
　



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