荒野の出来事

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　 記憶が無い男のたった一人の戦い！！

　戦いとは何も肉体的闘争に限ったことではない。
　理性との葛藤、“己”に打ち勝つため、我慢という名の戦いなど・・・。

　彼の戦いとは己を貫くこと。己とは2週間前まで存在していた上条当麻。
　しかし、己“上条当麻”としての2週間以上前の記憶が無い彼にとって、それは想像を絶する過酷な戦いである。
　理由はある！彼女の涙をこれ以上見たくないから。
　彼にとってもこのまま上条当麻でい続けることが良いことだと思っていた。


　しかし、クラスメイトとの再会。
　似た境遇に直面したときの自分。
　食い倒れて金を請求する巫女ｗ
　そしてインデックスを回収しようとする魔術師。この町には彼の“敵”は多い。


　さて、ここで言う“敵”とは、何も憎むべき対象や仇といった意味ではない。
　今の自分、つまりは記憶喪失の自分を、相手に悟らせてはならない。
　油断した言動を放てばちょっとしたきっかけでばれかねない！そういう意味で、この状況そのものが当麻の敵だといえるかもしれない。

　

　いきなり現れたステイル。
　ルーンで人払いをし、魔法を使い現れるが、彼にとってそれは初めてのこと・・・。
　ステイルは自分に“敵”を用意した。

　敵の名はアウレオルス・イザード！彼は錬金術師で、とある少女を監禁しているという。
　どういうわけか三沢塾という場所を根城にしているらしい。
　ステイルはそこにいかなければならないらしいのだが、素直に共闘を求めればいいのに、インデックスをだしに脅してきた。当麻に拒否権は無く、アウレオルスは敵になった・・・。


　



　
　

　


　－感想－
　
　当麻とステイルの共闘

　うーむｗ
　今までの展開とは打って変わって、ぽんぽん話が進みますねえ＾＾
　まあ展開からしても、今までの話は必要な展開が多かったので、より丁寧にやったから長くなっただけだとは思いますが・・・。

　インデックスに巫女まで出てきて、それなりに女性キャラも充実してきたのに。
　なぜだろう？この作品では女性キャラは目立ちませんね＾＾；
　(と言いますか小萌先生はいずこへ？)



　

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とある魔術の禁書目録

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