荒野の出来事

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　ディナーの席で、真里亞が白い傘を誰に借りたのをたずねる楼座だが
　誰も身に覚えの無いこと・・・。
　こんなことでアリバイがどうたら言うのもおかしいが
　ちょっと考えると不気味である。

　戦人「じゃあ誰が傘を貸したって言うんだ？」
　真里亞「うー！ベアトリーチェ！！」
　そう、彼女は前回からそう言っているのだ。
　この一家ならベアトリーチェという言葉くらい知っている。
　もっとも実在するなんて思ってもいないが
　まあ真里亞の言ったことに耳を傾けていたからといって、これから起きることを止められるわけも無く・・・。


　それにしてもここの料理はすばらしいな＾＾
　真里亞「譲治お兄ちゃん、これでご飯は終わり？」
　譲治「うん、これでおしまいだよ」
　すると真里亞はカバンからあるものを取り出す。
　右代宮家の紋章が入った封筒

　真里亞「うー！ベアトリーチェに貰った。ご飯が終わったら、真里亞がみんなに読んで聞かせなさいって言われた」
　みんなは驚いていた
　それは紛れも無く金蔵のものだった



　六軒島へようこそ　右代宮家の皆様方
　私は金蔵様に御仕えしております、当家顧問錬金術師のベアトリーチェと申します。
　長年にわたりご契約に従い御仕えしてまいりましたが
　本日金蔵様より、その契約の終了を宣告されました

　よって本日を持ちまして、
　当家顧問錬金術師のお役目を終了させていただくことを了承くださいませ

　さて、ここで皆様に契約の一部をご説明しなければなりません。
　私ベアトリーチェは、金蔵様にある条件と共に莫大な黄金の貸与をいたしました。
　その条件とは契約終了時に黄金のすべてを返還すること
　そして利息として、右代宮家のすべてを頂戴できるというものです。

　しかし金蔵様は、皆様に富と名誉を残す機会をもうけるため特別な条項を追加されました。
　その条項が満たされたときに限り、私は黄金と利子を回収する権利を永遠に失います。

　－特別条項－
　隠された契約の黄金をあばいた者が現れたとき
　ベアトリーチェはこの権利のすべてを放棄しなければならない


　つまり、皆様のうち誰か一人でも特別条項を満たしたなら
　すでに回収した分も含めてすべてお返しします！

　なお、右代宮本家の家督を継いだことを示す、
　右代宮当家の指輪をお預かりさせていただきました。
　封印の蝋にてそれをご確認くださいませ。

　勝手に話し合いを始めるメンバー。
　だがこれには続きがあり、話は続く。


　黄金の在り処は、肖像画の下の碑文に示されています。
　これを暴く権利は誰にでもあります。
　黄金の隠し場所を暴けたなら、私はすべてをお返しするでしょう。
　それでは金蔵様との知恵比べを存分にお楽しみくださいませ。

　今宵も知的かつ優雅な夜になるように心より願っております。


　すぐに事実確認をしに、金蔵の下へと向かう。
　始まる。
　ひぐらしが生ぬるく感じるほどのとんでもない事件が！？
　



　－感想－

　早速6人が惨殺される展開！？

　まあキャスト陣、同作者前作品を考えると
　きっつい内容になるんじゃないかとは思ってたんですよｗ
　２話目で早速いい仕事をしている声優の方々。

　『すべてを返す』とか言っておきながら
　死んだら誰も帰って来れないじゃないか！！

　まあこれで終わるんなら、アニメ化なんてされませんよ。
　キャラ同士の関係から生存者が死んだ人間のためにどう動くのか
　心理面の描写に期待したいです。
　



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