荒野の出来事

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　－キャスト－
　杉下右京（特命係係長・警部）：水谷豊
　神戸尊（特命係刑事・警部補）：及川光博
　伊丹憲一（捜査一課刑事・巡査部長）：川原和久
　三浦信輔（捜査一課刑事・巡査部長）：大谷亮介
　芹沢慶二（捜査一課刑事・巡査）：山中崇史
　角田六郎（組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課課長・警視）：山西惇
　米沢守（鑑識課鑑識課員・巡査部長）：六角精児
　大木長十郎（組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課）：志水正義
　小松真琴（組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課）：久保田龍吉
　内村完爾（刑事部刑事部長・警視長）：片桐竜次
　中園照生（刑事部参事官・警視正）：小野了
　陣川公平（捜査一課・経理担当）：原田龍二
　大河内春樹（首席監察官・警視）：神保悟志
　宮部たまき（花の里・女将）：益戸育江
　朝比奈圭子（総務部装備課・主任）：小西真奈美
　八重樫哲也（警視庁人質籠城事件犯人、元組織犯罪対策部刑事）：小澤征悦
　三宅貞夫（警視庁生活安全部長）：石倉三郎
　磯村栄吾（故人、公安部外事第三捜査員課）：葛山信吾
　松下伊知郎（警視庁通信部長）：名高達男
　鈴木光彦（警視庁地域部長）：大森博史
　原子嘉和（警視庁公安部長）：大出俊
　寺門宗佑（警視庁警察学校長）：佐々木勝彦
　井手実篤（警視庁警備部長）：井上高志
　鶴岡小太郎（警視庁交通部長）： 佐渡稔　
　田中靖（警視庁総務部長）：五王四郎　
　川上博康（警視庁組織犯罪対策部長）：重松収　
　丸山英明（警察庁官房室勤務） - 平岳大
　曹良明 （中国マフィア）：本宮泰風
　飯島政史 （警視庁警備部警備一課課長）：小木茂光
　磯村幸恵 （磯村栄吾の母親）：丘みつ子
　李華来（リー・ファーライ、中華街の住人）：江波杏子
　田丸寿三郎（警視庁警視総監）：品川徹
　金子文郎（警察庁長官）：宇津井健
　長谷川宗男（警視庁副総監兼警務部長）：國村隼
　小野田公顕（警察庁官房室長・警視監）：岸部一徳　


　

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　－感想－

　これを…映画でやってしまったのか！？

　もしこの作品に表題をつけるなら
　自分なら“未来と正義”にしますね^^
　正義のために未来を失ってしまった犯人。
　未来のために正義を軽んじたある人物。
　どちらにも守るべき信念があったのに
　結果“人の憎悪”にすべてが飲み込まれてしまった。
　
　PVからしてとてもそんな内容とは
　思えないかもしれませんが、
　テレビ放送を最近までちゃんと見てた人なら
　映画も含めて観て頂ければ分かると思います。
　…正直これ以上はネタバレになるので
　やめておきましょうかね^^；

　CMキャッチコピーでは、たしか
　「これからの相棒が変わる」的なことを
　言っていたような気がしますが
　かっこいいだけで、まったく的を得てない！
　変わらないよ、相棒という作品はね。
　仮にこの映画での出来事が、年を越して
　設定としてドラマに反映されてたとしても
　周りの人物や、彼等の環境が変わったとしても
　“特命係の貫く正義”は変わらないからですよ！
　それは杉下右京が映画で我々に示してくれた
　一つの決意なのかもしれませんが…。　

　今作でも相変わらずいい活躍をする大河内！
　もちろん杉下も神戸もそうなのですが
　今回は大河内の立ち位置が重要になってきます。


　

　以下は、映画を観た人が読んでほしい感想です。　






　「…あれ？おかしいな
　　　　殺されるなら、お前にだと思ってたのに」

　それが小野田官房長の残した最後の言葉でした。
　自分は、あんな事がありながらも、なんだかんだで
　関係と距離感保たれている二人の立ち位置が好きでした。
　ドラマで、いつか二人が方を並べる組織が
　出来てほしいと、ありえないと思いながらも
　ずっと、ずっと思い描いていました…。
　
　上に似た言葉を小野田は昔、杉下に言ってた気がします。
　この言葉はおそらく、小野田はあの時のことで
　杉下に裁かれるのを覚悟している。
　そういった意味合いに言葉に感じています。

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