荒野の出来事

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　「この町は嫌いだ。忘れたい思い出が染み付いた場所だから・・・」
　
　「毎日学校に通い、友達とだべり、帰りたくも無い家に帰る。こうしていていつか何かが変わるんだろうか・・・。」

　変わる日が来るんだろうか・・・



　学校への坂道の途中でため息をつきながら、制服を着た女の子が独り言のように何か言っていた・・・。
　
　「この学校は好きですか？私はとってもとっても好きです！でも何もかもが変わらずにはいられないです」

　見知らぬ女生徒。俺に向けられる言葉ではなかった。たぶん心の中の誰かに語りかけているのだろう・・・

　「楽しいこととか、嬉しいこととか全部、全部変わらずにはいられないです・・・それでもこの場所が好きでいられますか？」

　自分に向けられた言葉ではない
　だが何を思ったか答えてしまった！あたかも向けられた言葉に答えかけるように・・・

　「見つければいいだろ！」

　「え？」


　
　「次の楽しいこととか嬉しいことを、見つければいいだけだろ！」

　「・・・ほら行こうぜ」

　俺達はのぼり始める！長い長い道のりを・・・

　

　－あらすじ－
　たいした日常を送れていない(自分から見れば十分魅力的ですが)主人公朋也は、ちょっと変わった少女・渚と出会う！彼女はある理由から長期学校を休んでいたため留年してしまい、周りに友達もいない！学校は好きなのだが楽しいことが見つけられないでいた。
　そんな彼女をみて朋也はなぜか何とかしてやろうと思い、アドバイスする！

　家に帰る途中、彼女に聞いた彼女の家の付近を偶然通り訪れる！
　そこには大ぼけの美人な母と大らかな男前な父がいた！渚の友達だと知るや急に親切かつフレンドリーになる！最初は迷惑がっていたが、この家族の暖かさに惹かれる朋也！

　彼の家は父親が一人！母親が小さいときに死に、それがショックで父は働かずに博打と酒の日々！暴力を振るっている様子はないが、その弱気な態度がものすごく嫌いな朋也は、家を飛び出してしまい、気がついたら渚の家の前まで走っていた・・・
　当然店は閉まっていた・・・だが公園には渚が

　「あなたをお連れしましょうか？この町の願いが叶う場所に」



　口では説明できないほど高いレベルの演出やＢＧＭが施されてました！もう少しシーン展開に強弱がほしいですが、とりあえず今は素直にこのアニメを楽しみたいと思います！！
　
　

　




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