荒野の出来事

　

　悲鳴を上げるほど夢にうなされていた麻衣は、綾子にたたき起こされた。どうやら霊が見せた殺されたときの夢だったようです。だが首もとに残る冷たい感触とあまりにもリアルすぎる内容に狂いそうになる麻衣。悲鳴を聞きみんながあわてて来るが、ナルが麻衣を落ち着かせるために紅茶を持ってきてくれた！やはりこういう場面ではすばらしいです！

　４月５日。朝の食堂でさまざまな推論が飛び交うが、ジョンの一言から若い人間が犠牲者になっていることが判明。渋谷は麻衣と安原のために安原にはジョンと滝川を護衛につけ、麻衣にはリンを護衛につけ、自分は一人で何とかすると言い出す。しかしリンはこれを拒否。だが霊の危険性を考え布陣を変えるつもりはないという渋谷。その会話のやり取りで渋谷の両親がどこかの教授で、リンは渋谷を監視するために送られてきた人物であることが判明。
　結局状況を察した安川が調査メンバーから外れて円とバックアップに回ることに。
　


　測量調査により中央部分を隠すかのように増改築が繰り返されていたように見える。
　円と安原が情報を携えて訪れた。どうやら外は安全なようだ。まず外から見る煙突の数と内部調査の煙突の数が一致しない。中央には何かある。
　円と安原がもたらした美山家の先々代、美山鉦幸の追加情報が麻衣の見た夢と一致する部分が多く動揺する麻衣。真砂子が麻衣に取り付いた霊と話した結果、麻衣に夢を見せていたのは当時のお手伝いさんの霊であった。また、美山鉦幸と浦戸(雅号)が同一人物であることが発覚。
　部屋の明かりが急に消え、悲鳴や泣き声が大勢聞こえる不気味なラップ音が聞こえる。声が止み明かりをつけると部屋中に血文字が、なかにはかなりの『浦戸』という文字が含まれていた。『浦戸』という名が単なる雅号とは思えず、手がかりのため真砂子を媒体に降霊術をすることに。しかし麻衣が断固拒否したため、仕方なくリンが招魂をすることに。招魂できる条件が整っている可能性があるのは行方不明のなった鈴木さん・厚木さんであった。鈴木さんの招魂に成功し、浦戸はブラドであることが分かった。ブラドとは吸血鬼のことである。
　もちろん実際に血を吸う人間は存在しない。だが１９世紀に書かれた吸血鬼の小説のモデルとなる人物がブラド・ゼペシュである。またブラドとよく混同される人物が自分の容姿の若さを保つため浴槽に若い女性の血を満たしそこにつかることで永遠の若さを保てると信じていたという。麻衣の夢からも浦戸が同じことをしていた可能性は高い。さらに遺留品から組織ぐるみで人を殺していたことが判明！そして浦戸はいまだに霊として生贄を求めているのだ！

　４月６日。隠し部屋があると思われるほうの壁を取り壊すことに。その奥にさらに部屋があり完全封鎖されてる。そしてそこには２ヶ月前に消えた行方不明者の遺体を発見。完全に密閉された部屋に遺体があったことにより、残りの行方不明者の生存は絶望的となった。それを聞いて怖気づいて帰ろうとする南。さらにデイヴィス博士は偽者と判明！
　行方不明者がいるにもかかわらず、渋谷が全員に撤退することを進言し、そして「除霊は不可能だ！」というのだった！！




　今回は謎が残る部分が多かったですね。いくつかあげてみましょう。
　①渋谷の両親が教授？？！
　さてこれは引っ掛けでしょうか？考察としてはデイヴィス博士が父親なのでは？？まあ素人でもこの辺はある程度想像がつきます。

　②リンが渋谷を監視する理由？？
　実はこれに関しては、若干情報がありましてある程度は想像がつくんですが。今までの渋谷の言動と行動を注意してみていればなんとなく分かるような分からないような。とりあえず危険がないようにするためでしょうね。

　③麻衣の話を聞いてるときの渋谷の表情！
　これは上では書いてないのですが、何でしょうね？過去に辛いことがあったと想像するしか…。まさか麻衣のあの興奮した態度がうざいとか(笑)

　④デイヴィス博士が偽者！
　まあある程度分かってましたが腹立だしいです！あんな逆切れするなら最初から来なければいいのに。しかしこの場合本物が気になりますねえ！自分の推理どおりだとうれしいですが。

　⑤除霊は不可能？！
　どういうことでしょう？やはり強い霊なのでしょうか？それとも別の理由が？どちらにせよ麻衣は黙ってないでしょうね！まあ毎回ただでは終わらないゴーストハント。でなけりゃ撤退だけで１話使いませんしね！きっと何か言い方法があるのでしょう。来週が楽しみです。

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